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週末パパさんDIY リビング本棚編

STAFF MAEKEN
TOMDACHIスタッフMAEKENです。GWいかが過ごされましたか。

IKEA・コストコに行きましたが、、、すごい人でした。人混みを避けるべく、読書宣言をしていたにもかかわらず、外出。。いや、本当は読書しようと思っていたんですが、あまりにも天気が良くて、ついつい。

今の住まいに越してから2年が経過しており、ソファでくつろぎテレビを見ると、いつも気になる正面のテレビがある壁。ずーーーーーっと前からなんとか改善したく、せっかくの連休だということもあり、思い切ってDIYでリフォームしようと思い立つました。行き当りばったりでは駄目。手順を書いておきます。

 

 

DIY基本の流れ

 

それでは、作業開始!

step
1
採寸 久しぶりに夫婦で共同作業

MAEKEN、実は四半世紀前は設計に携わる仕事をしていたのですが、私よりもそういったことを得意としている妻に一任することに。
壁のサイズ、でっぱりなどを細かく採寸し、図面をひきます。
そしてそれらをしっかりと書いておきます。
現状を採寸したものがこちら

step
2
完成イメージは無印良品

できるならやっぱり素敵におしゃれにしたいですよね。
イメージは「無印良品」のような空間。
無印良品の店舗雰囲気っていいですよね。
いつも行くショッピングモールにも無印がありますが、用事もないのについつい行っちゃいます。

限られた3日間で絶対に完成させる!まずは視察「無印良品」

人混みは避けたかったのですが、致し方なくまずは視察。
連休ともあり混雑していましたが、なんとなくイメージは固まりました。
ついでについつい買っちゃう無印の化粧水。
私が掴んだイメージはこんな感じ

・木目で統一
・規則正しい空間
・隙間なく棚に整列

この3点。
これを守るべく設計を検討。

step
3
資材の買い出し

あらかたイメージと必要な資材の目星をつけたところで買い出しへGO。
最近ホームセンターにいくとやたら目に入る「2×4(ツーバイフォー)」シリーズで棚を設置することに決めました。
必要なものはこちら

必要なものリスト

・柱
・柱固定キット
・柱長さジョイントキット
・棚板
・棚板固定用木ネジ
・連結用(補強用)L字アングル

●柱
今回使用する柱は合計8本。
2×4シリーズの棚板がすぐに設置できるように切り込みがすでに入っているものをチョイス。
あくまでもイメージは無印良品なので、パイン材系のやわらかい色目の柱に。
切り込みも、深いものから浅いものまであり、使用する棚板の厚さや使い勝手に合わせて選びます。
今回選んだものはこちらの切込みが浅いもの。板は厚さ20mmまで設置できます。
ここであとから大きな問題が勃発するのですが、それは後ほど。。。

●柱固定キット
ホームセンターの資材コーナーに行くと必ず目にする「床と天井に設置するだけの簡単キット」を今回はチョイス。色目も柱の色に同化させるためあまり目立たない白色を選択。
今回は必要な個数が揃いそうな岩井産業の「DIAWALL」シリーズで揃えることに。
岩井産業 DIAWALL
茶色もあったのですが、悩んだ挙げ句白色にしました。
個数は設置する柱の本数分必要です。
1つのキットに、床用と天井用がセットになっているので個数だけ気をつければOK。

●柱長さ(延長)ジョイントキット
2×4の柱はdのホームセンターにいっても2400mmが最大長さでした。
我が家の天井は2650mm。長さを延長する必要があります。
ここで役に立つのが「延長用ジョイントキット」。
岩井産業の「DIAWALL」シリーズで統一。
床天井用と同じシリーズで販売されており、こちらも延長する箇所分購入。

設計した手書き図面通りに柱もホームセンターでカットしてもらいます。
柱設置用のキットに記載のある、本来の実寸よりも45mm短くカットします。
そうしないと肝心なキットの設置ができません。

●棚板
棚用の板も、種類からサイズまで様々揃っており、またお店により品揃えが異なり
これに関してはかなり難儀でした。
今回使用する板の枚数は、想像するに12枚は必要。
設計する前に資材の調査をしておいたおかげで板のサイズも把握していたのでしたが。。。
ほしい板の枚数が揃わない。。。
お店の方に聞いてもGW中ということもあり、入荷は1週間程度かかるとのこと。
うーん。参った。

実際によく販売されている板(集成材)サイズはこちら
200mm × 910mm × 厚み15mm(厚みは物により18mm)
300mm × 910mm × 厚み15mm(厚みは物により18mm)
400mm × 910mm × 厚み15mm(厚みは物により18mm)
あとは910mmの部分が1820mmなどあり、最大が1820mmでした。

さて、ほしいサイズの板、種類、枚数。全てが揃うのはどれだ。
お店も同系列店を回り、枚数をカウント。
板もパイン集成材、アカシア集成材など豊富にあり、完成イメージをモヤモヤと想像。

今回は最終的にサイズと枚数の確保を最大優先事項とし、アカシアで決定しました。
アカシア集成材はこんな木目調。
案外かっこいいでしょ。パイン材よりは少々お高めです。
本当はパイン材が良かったのですが、枚数が2枚ほど確保できそうになく断念です。
このあたりですでに予算オーバー。ここまで来てはアトにも引けず行くしかない。

さらに詳しく

ホームセンターにいくと、中途半端なサイズが目に止まります。
例えば、910mmとか1820mmとか。900mmや2000mmと切りの良い寸法のものを置いている店もありますが、大概910mmとかです。
ではなぜか?
日本では古来「尺貫法」という寸法の図り方をしていました。寸(すん)とか尺(しゃく)という単位。
1尺=303.3mm。つまり3尺=909.9mmということで、四捨五入して910mmという寸法になっています。
いわば、尺貫法で資材を作っておくことで、尺貫法で作られた日本家屋や家具の寸法に合うようにしてあるということです。

●棚板用木ねじ
知ってました?「木ねじ」って「きねじ」じゃないんです、もくねじが正解です。
ネジも色々と種類があり、ホームセンターに行くとそれはそれは大変多くの種類があります。
基本的にネジは使用用途によって決めます。
木に打ち込むネジは「木ネジ」を使用すればOKです。
ただ木ネジだけでも相当な種類があります。
ネジの頭の大きさから、太さや長さ。

選ぶポイントは、
・ネジ頭は、平(たいら)なもの →打ち込んだあとに目立たなくなる
・ネジ太さは、打ち込む先の板の厚みなどを考慮 → 間違って細くても万事OK
・ネジ長さは、打ち込む先の深さにかなり影響があるため慎重に選びましょう
・ネジの色は、可能な限り打ち込む表面と同系列の色にすれば目立ちません。
色に関しては、銅色、銀色、金色、白色の4色程度しかありません。

ネジ選びはとにかく楽しい!あーでもない、こーでもないと想像しながら選ぶ。
物により使う本数が足りないものがあるため、必要本数を最優先すれば良いかと思います。
IKEAへ行かれる方はIKEAで売っているネジセットでも良いかと思います。本数次第ですが。
LINK: FIXA フィクサ木ネジ200個セット

あと余談になってしまいますが、ネジ止め作業は手動だととてもキツイ。
我が家ではこちらを大変重宝しています。

ボッシュ(BOSCH) 電動ドライバー コードレス 充電式 LEDライト
おそらくAmazonセールか何かの時に格安で購入したもの。
とても使い勝手がよく、ライト付きで、10本の種類違いのビットが付いているのでどんなネジでも簡単にできます。逆回転ももちろんあるので、ネジなど外す時も楽ちん。IKEAの工具ドライバーなどでも構いません。1つあるととても便利ですよ。

●連結用(補強用)L字アングル
別にこれはなくても良いかもしれません。
我が家の場合、長さをジョイントする予定だったため念の為購入しておきました。
L字アングルも、設置後になるべく外観を損なわないようになるべくコンパクトで安価なものをチョイス。ネジも別にL字アングル用に細めのネジを購入しておきます。

step
4
資材の加工

資材が揃ったら、必要な長さにカットします。
ホームセンターではどこもカットを有料で行ってくれます。
私が板材を購入したホームセンター「コーナン」ではアプリを入れたらカット無料クーポン付きでした。
今回は柱6本と板材2枚を必要サイズにカットを依頼。
混んでいなかったのですぐに終了。

最長2400mmの柱、果たして車にのるのか!?
なんとか入りました(汗)
こういう時にSUVの車で良かったといつも思います。

よし!予算はオーバーしたが、あとは設置
資材調査と図面、そして資材購入めぐりで2日を消費。続きは明日!

step
5
設置

図面を元に設置作業を行います。
手順としては、柱→板→ネジ止めの順番。

まずは柱。
巻いてあるフィルムを外すと木の良い香りが家中に漂います。いい感じ。
DIAWALLキットを説明通りに柱につけて仮設置。
延長ジョインの部分も問題なさそう。
うん、ばっちり。

柱を借り設置状態のまま、板も設置してみる。
実際にはかなりの本を置く予定なので、少々力を入れてぶら下がってみるが、
強度は問題なさそう。こちらもばっちり。

ではいよいよ本設置。
柱を正式な場所に設置し、板もはめ込む。
柱と板材の触れている部分を全てネジ止め。
多少重みで柱が歪みますが、板と柱をすべてネジ止めする頃にはゆがみも消えていますのでご安心を。

あとは、L字アングルをできる限り設置しこちらもネジどめ。
作業時間としては2〜3時間。

step
6
完成

できました。完成です。
購入したネジの頭が小さく電動ドライバーでのネジ止めに苦戦しましたがなんとか無事に完了。
最終としてあちこちひっぱったり動かしてみたりし、強度的に問題なさそうかチェック。
設置したはいいけど、朝起きたら崩れていたら災難ですもんね。。。
完成後の写真はこちら。

ちょっと無印良品ぽくないですか。まだ整理途中なのは内緒で。
設置後はなんとも木の良い香りが漂い、リラックスを助長させてくれます。
あとはあーでもないこーでもないと本など置いて無事終了です。
今回のポイントですが、

ココがポイント

・事前にイメージを固めておく
・現状の寸法をしっかり採寸しメモしておく
・調達するべき資材を事前にお店に行って足りているか確認
・予算的には今回の設置全てで3万円程度。
・おすすめは岩井産業「DIAWALL」シリーズ。全て揃っています。

 

 

以上です。
ソファに座り、テレビを見ても良い感じにできて今回は満点です。
皆さんも是非チャレンジしてみて下さい。

 

 

 

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