トムカツ 海外ビジネス

アメリカ経済の光と影|ルート66を訪ねて

こんにちは!トムです。

コロナ禍2度目のアメリカ出張となりましたが、今回は念願のルート66の歴史的観光地を訪ねることができました。

 

ルート66を訪ねて

ルート66とはアメリカ西部経済の発展を支えた偉大なマザーロードでしたが、州間高速道路(インターステート)の登場とともに徐々に需要が減り、1985年には廃線となってしまいました。

厳密に言えば部分的に高速道路として使用されているエリアもあります。

 

国道66号線(こくどう66ごうせん、U.S. Route 66)は、アメリカ合衆国中東部のイリノイ州シカゴと、西部のカリフォルニア州サンタモニカを結んでいた、全長3,755km(2,347マイル)の旧国道。1926年指定。州間高速道路の発達によりその役目を終え、1985年に廃線となった。

ルート66(Route 66)とも呼ばれ、大陸を横断するこの道はアメリカ西部の発展を促進した重要な国道であり、映画や小説、音楽などの中に多く登場し、今なおアメリカのポップ・カルチャーの題材にされている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/国道66号線_(アメリカ合衆国)

 

ルート66廃線の影響で国道沿いにあった街が次々と廃虚の憂き目に・・・

今回私が訪ねたのはアリゾナ州にある「セリグマン(Seligman)」という街で、2006年に公開されたディズニー映画『カーズ』の舞台となった場所として有名です。

 

 

ここはグランドキャニオンから2時間以内という立地でグランドサークルと合わせて見学ツアーが組まれます。

私もグランドキャニオンとラスベガスに足を伸ばしてみましたよ。

 

 

 

ルート66

「ルート66」は1920年代に完成したアメリカ初の横断道路。

シカゴからサンタモニカを結ぶ全長2347マイル(3755キロ)の国道で、8つの州を跨ぐ広大なアメリカの象徴でした。

しかし、アメリカ経済発展にとって不可欠だったルート66も州間高速(インターステート)にとって変わられ、1985年に廃線となってしまいます。

廃虚となりかけたセリグマンで理容店を営んでいたエンジェルさん。

自身の店をビジターセンターに改装しセリグマンの復興活動へ乗り出します。

その努力が実り「The National Register of Historic Places」として登録認知され、現在では観光客として賑わうようになりました。

 

 

そして映画制作会社「ピクサー」が街の復興に注目し、ついにあの映画「カーズ(Cars)」が誕生。

2006年に公開されたディズニー映画ですが、当初は「ルート66」というタイトルになる予定だったとか。

ぜひルート66を訪れる前に観ておくと旅の味わいがグンと増しますね。

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

TOM

酒とゴルフとお遍路が大好きな僧侶TOM。国内外のビジネスオーナーとして日々邁進中。

-トムカツ, 海外ビジネス

© 2023 僧侶のつぶやき TOMDACHI公式サイト