こんには!トムです。
資産形成の選択肢として、株式や債権など投資信託が脚光を浴びています。
日本において株式投資といえば上がるか下がるかの丁半博打と同等でまるで山師の世界ような区分でした。


素人が何の知識もなく感覚で株投資をすると、仮に一時的にまぐれ勝ちしても最後は必ず溶かしてしまいます。
株式投資のプロと言われるファンドマネージャーもインデックス指数を超えたリターンを出し続けるのは困難と言われます。


米国株vs日本株
その国の経済力そのものに投資するインデックスファンド。
アメリカのSP500や日経225のような代表株式の値動きに連動させるやり方が主流となってきています。
特にリターンの大きい外国株への投資は非常に魅力的で、なかでも米国株はこの30年で10倍になっている事実。
これは年利8%を30年間ずっと叩き出した事になります。
一方、日本のインデックス相場はトントン・・・
もうこれはゼロ金利の銀行へ預けているのと同じですね。
いくらプロが勝てないインデックス指数といえど国によって全く結果が異なります。
米国株も暴落する時はあります。
- 1930年台初頭 世界恐慌
- 1987年 ブラック・マンデー
- 2008年 リーマン・ショック
しかし、中長期的には右肩上がりのグラフが出来上がります。


とかく、投資商品を進める営業マンの多くは過去の実績のみを提示し、いかにもこれが再現するような見せ方をしますが、情勢は刻々と代わります。
アメリカvs中国
現在、いろんな意味でアメリカと中国はライバル関係。
アメリカが中国製のスマホにGoogleアプリを禁止したり、経済的対立の緊張感が続きます。
世界をリードするアメリカ経済ですが、2030年には中国のGDPがアメリカを追い抜くと言われています。
しかし勢いのある大国は一旦落ちるとそのダメージも大きい。
その引き金が人口減少問題です。
今の日本で分かるように人口は、経済を支える上で必須要件とも言えますね。
中国は1975年から40年間行った一人っ子政策の影響で少子高齢化が訪れ経済力下落が深刻化します。
一方、アメリカは3億2000万人強の人口を抱え世界3位となっております。
人口増加政策として移民をどんどん受け入れ、2070年には人口4億人を上回る計画。
ここは中国と異なり子供の人口増加も確保しているので世界的に見てアメリカの経済成長は堅いと言えるでしょう。
またアメリカはグーグル社の誕生のように若い学生起業家を育てる土壌があります。
優秀な人材が世界中から移民する流れが見えます。
一方、日本は逆に有能な学生や研究者、エンジニアが海外へ流出しかつて日本が誇った工業製品の技術が海外へ垂れ流し状態です。
こうなると国の経済力に投資するタイプのインデックス・ファンドは日本と米国のどちらにしますか?という問の答えが自ずと出そうですね。
まとめ
今回の記事のまとめとなりますが、アメリカの将来性を見極め米国株への投資はおすすめです。
しかし、常に気をつけたいのが為替リスク。
FXをやっている方はこの意味を深く理解していると思いますが、せっかく株で利益を出しても為替の動きでその結果が大きく左右されます。
外国株の魅力と同時にこの為替リスクも視野に入れて外国株を含む投資を行うべきですね。