コロナ禍とは思えないハワイの状況
今回、ビジネス出張でコロナ禍のハワイに来て驚くのが本土からの観光客の多さ。
2021年7月時点でハワイ州内でのワクチン接種完了律は過半数を超えています!
この1年のコロナストレスを発散しようと観光客がハワイへ集まってきております。
日本からハワイへの渡航者数は依然として同98.8%減と大低迷している中、アメリカ本土からの渡航者は同8%増の41万9000人!!
特にアメリカ西部からの渡航者はなんとコロナ以前を上回っているとか。
日本からでも72時間のPCR陰性証明を提出すれば入国出来き、日本のように14日間も隔離されることはありません。
ただし、医療機関の発行する証明書しか通用しないのでTomのように羽田で2度もPCR検査をしなくて済むように事前確認は必須。
旅行者が急増する中、ほぼ1年にわたって観光事業が閉鎖されていたことから、現在受け入れ側の準備が不足し対応が追い付いていない様子。
ハワイ出張シリーズ
ワイキキのお店は残念ながらかなりの数が撤退しているが本土からの観光客で賑わう日本とは別世界 pic.twitter.com/iVNpJsaNaq— TomFu (@TomFu83622412) July 25, 2021
飲食店の入店規制は7月に入り、席数キャパ50%から75%へと緩和されましたが、テーブルの間隔を2フィート開ける必要があります。
ただし、ハワイ州政府では、州の人口の70%がワクチン接種を完了するまでは、飲食店入店者数等の規制は続くとのことです。
ワクチン接種が進めば以前と同じように観光産業が完全復興する兆しが見えて嬉しい限りです。
日本人がハワイを好む理由


日本人にとって海外旅行の代名詞といえばハワイ。
リゾート地としては絶対的な地位を気付いています。
始めてハワイへ行った日本人はみな気候が良いと言います。
とくに日本の高湿度の夏と比べるとサラッとした気候に身も心も穏やかに。
それとスピリッチュアルな雰囲気と景色。
アジア人への人種差別が少ないのも理由の一つだと言われます。
アメリカ本土では白人が全人口の70%を占め、アジア系はたったの4%。
しかし、ハワイ州では白人系25%、アジア系38.6%となりアウェイ感がほぼありません。
ちなみに戦前に移民した日系アメリカ人は18%弱を占めます。
やはりハワイは日本人にとって居心地が良くなる理由があるようです。
気になるのが日系人を上回るフィリピン人の数。
なぜこんなに多いのでしょうか?!
Tomのフィリピンビジネスの社長をしている高橋氏にぜひ解説をお願いしたいです。
実はハワイでも島によって様子が異なります。
Tomのビジネス拠点でもあるオアフ島はアジア系40%に対して白人は20%程度。
一方、マウイ島やハワイ島では、アジア系より白人の数の方が上回り逆転の構図。
つまり、アメリカ本土からの人にとって、ホノルルよりもマウイ島の方が人気が高いのです。
国別観光客データ
ハワイへの観光客を国別に見てみると以下の通りとなっております。
アメリカ本土からの観光客が最も多く、書き入れ時の3月には全ハワイ観光客の64.8%にあたる 577,387人がアメリカ本土からハワイへ上陸しています。
続いて第2位は日本。
同時期での日本からの観光客は139,250人となり全体の15%。
- 3位カナダ
- 4位オーストラリア
- 5位韓国
- 6位中国
アジア人観光客といえば中国人。
世界中で色んな話題をふりまいてますね。
しかし、ハワイに関していえば日本人観光客と比較しわずか7%どまり。
お隣の韓国人旅行者に関しては10%程度となっており、ハワイのアジア人旅行者は圧倒的に日本人となっております。


実際、ハワイの日本人観光客数は横ばいですが、中国人は毎年増加しています。
Tomのビジネス拠点の一つのフィリピンに関しては圧倒的に韓国からの観光客の天下。
世界的に有名なボラカイ島への船は済州島便かと思うほど韓国人だらけという話です。
近年でオンラインカジノの中国人関係者や旅行者が爆増しており、日本人の影はかなり薄くなっているのが現状です。
ハワイへ話を戻しますが、2017年にハワイ州観光局が発表した今年の第1四半期の統計によれば、 3月にハワイを訪れた人の数は、昨年同期よりも 12.3%増しの 890,366人とのことです。
また、ハワイはクルーズ船の寄港としても有名で、数的には全体の観光客の1%ほどですが、ハワイ航路って響きがお洒落ですよね。