こんにちは。トムです!
オートファジーダイエット流行ってますね!
実は昔からある16時間ダイエットとか8時間ダイエットと中身はほぼ同じで切り口と呼び名を変えたら大ヒット。
何でも名称を含めた見せ方って大事だなとつくづく思います。
断食行とダイエットの違い
断食もダイエットもやることはほぼ同じなのですが、大義名分が違います。
仏教でもお馴染みの断食は足るを知る精神修行。
ダイエットは痩せて健康美を目指すビジュアル向上が目的。
仏教の断食でよく言われるのは、食事をとらず、空腹な状態に身を置くと、五感が鋭くなると言われます。
このあたりは個人差がかなりありますが、皆さん共通して気付くのは、3日食べなくても人間生きていられるという事実に気が付いたということです。
僧侶トリビア
知足
ちそく足るを知る。それは「武士は食わねど高楊枝」と痩せ我慢することではなく、生きていくために必要な事を感覚的に分かることだ。そういう人はこそ最も幸福度が高いいと言えよう。そのためにはどん底の環境を経験するのが最も早道なのだが・・・
— TomFu (@TomFu83622412) May 21, 2021
つまり、日常生活で不必要に食べ過ぎているという意識が芽生えます。
また断食中に良い「気」を入れ、心身の浄化を行います。
最も分かりやすい意義は胃腸を休めることが出来るということです。
1日3食ずっと消化を続ける自分の内臓をいたわる良い機会となります。
ダイエットで意識すべき血糖値スパイク
断食といえば宗教色が強く敷居も高い印象なのですが、オートファジーダイエットはカジュアルで気軽に取り入れやすい感じです。
ちなみに、ここで言うオート(Auto)は英語の自動ではなくギリシャ語の自己を指し、ファジーは食べるという意味です。
オートファジー=Autophagyのautoはギリシャ語で「自己」、phagyはphage等と同類で「食べる」の意です。 日本語では、自食作用とか自己貪食などというおどろおどろしい訳語が使われますが、要するに細胞が自己成分を分解する機能のことです。引用元
生物が体内で不要なタンパク質を分解して再利用(リサイクル)するメカニズムを利用したダイエットでエコな感じも人気の要素でしょうね。
1日3食は食べ過ぎだから16時間断食で空腹を作り出そうということなのですが、プチ断食の後は何を食べても良いという点が怖いです。
16時間断食により血糖値が低くなっている状態でいきなりガッツリ食べると血糖値が上がります。
急上昇したものは物理的に急降下します。
この落差が危ないんです。
恐らくこのオートファジーダイエットを闇雲になることで血糖値を適正にするインシュリンが出なくなる可能性があります。
つまり糖尿病の可能性を自ら作っているということなんですよね。
16時間胃腸を休める。
そして足るを知る。
食費も減り、年間20万円以上の節約になります。
さすが日本は先進国であるので、食事を抜くことでどれだけ節約になるかということがテーマになりませんね。
一般の方を対象に寺で開催されてる断食道場は3泊4日のプログラムが基本ですが断食の最後は重湯(お粥のうわずみ)を頂いて終わりです。
その後日常生活へ戻る際、急激に血糖値の上がるものは控えるようにという指導もあります。
僧侶のつぶやき
オートファジーダイエットしてる人はコレ読んだ方が良いな 血糖値スパイクも怖いhttps://t.co/takBjcNCHq
— TomFu (@TomFu83622412) June 6, 2021
血糖値スパイク防止策
よく噛んで食べる(咀嚼)
1回の食事には最低でも15分くらいかける意識が必要です。
特に繊維質の物は胃腸に負担をかけやすいので良く噛んで食べ胃腸へのいたわりの意識を持ちたいところです。
早食いの人は30回噛むとか決めた方が良いかもしれません。
食べる順番を変える
同じ内容でも食べる順番を変えることで血糖値の急上昇を防ぐことができます。
例えば野菜や海藻キノコ類などに含まれる食物繊維には、糖の消化・吸収を遅らせる作用があります。
だからそれらを先に食べておくことでその後に肉やご飯、パンを食べても血糖値の上昇が緩やかにキープできます。
油や酢を味方につける
3大栄養素と呼ばれる「たんぱく質」「脂質」「糖質」の中でも血糖値を最も上昇させやすいのは文字通り糖質です。
しかし、ダイエットの中でタブー視される脂質ですが、実は消化吸収に時間がかかるので血糖値の最を抑えてくれます。
ここは盲点じゃないですか?
だから適度な脂質は血糖スパイクを防ぐために役に立つものなんです。
パンにはバターやオリーブオイルをつけて食べると摂取カロリーは上がりますが血糖値スパイクを予防することに貢献します。
また酢の物を最初に食べるのも良い事があります。
酢には高血圧や血中脂質を低下させる働きもあるので生活習慣病の予防には最適だとか。
生かされている事とそれを支える自分の体に有難く感謝できる。
これが最高の幸せだと思います。