


・見知らぬうちに増えたホクロ
・濃くなったシミ
・そして、イボ
イボ。
MAEKENも嫌なところにできたのです。
それは頭。
いつものように髪を洗っていたときに、ある日ぽつっとでっぱりがあるのに気づきました。
ニキビかな。
と最初は気にもしていなかったのですが、、、
あれよあれよという間に、親指の第一関節くらいの大きさまでに成長なされました。
期間にして1ヶ月ほど。
ここで写真は割愛しますが、見た目はおばあちゃんの首にできていたイボとそっくり笑
皮膚の色のままぷっくりしてて、痛みもなにもない。
悩める男子
いつも短髪のMAEKENなのですが、さすがに親指大ほどのイボともなると、髪のセットも邪魔してきます。
ましてや、美容院のお兄さんから笑われる始末。
店員「なんすか、これ?笑」
MAEKEN「・・・間違って切らないでね笑」
一度笑いが取れたから良しとして、人の目も気になり始めたので思い切ってイボを取ることを決意しました。
そもそもイボとは。
イボにも様々な種類があり、私にできたイボは正式名称は、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)。難しいですね。
ではイボはどうやってできるのか。
原因はヒトパピローマウィルスというウィルスで、ちょっとした傷から感染し、皮膚の一部がもりあがりイボができます。
微細なキズから入り込み、3~6ヶ月を経てイボを形成するようです。
痛みなどはほとんどありません。
イボといえば、三女にできた水イボを思い出しました。
ある日突然ニキビのようなものが腕にポツポツでき始め、あれよあれよという間に全身に。
その時の写真がこちら。本人からの許可は得ておりません。笑
感染を防ぐために全身の水イボに病院でもらった薬を塗りたくり、今ではすっかり綺麗になっています。

何科にいけばいいのか
最初に迷ったのは「何科を受診」すればよいのか。
お世話になっているかかりつけの皮膚科に行けばいいのか、別のところか。
ネットで調べてみると「皮膚科」とは別に「形成外科」というものがあることが分かりました。
形成外科に決定
整形外科と似ていますが、形成外科は全く異なり、
整形外科は、
身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる「運動器」の機能的改善を重要視して治療する外科。
形成外科は、
生まれながらの異常や、病気や怪我などによってできた身体表面が見目のよくない状態になったのを改善する(治療する)外科。
「見た目のよくない状態」
これです。
形成外科一択です。
良い先生との出会い
病院選びって悩みますよね。ネットで検索しても口コミみてもいまいち判断できない。
特に先生との相性ってあると思うんです。
気さくに話せる先生か、淡々と治療を行う先生か、私はきさくに話せる先生が好きです。
かかりつけの皮膚科は淡々治療タイプで且つなかなか治らない。
今回の病院の先生は、お年を召されてはいましたが話をよく聞いてくれる先生でした。
実際にどんな治療をすればこのイボを取れるのか聞いてみました。
まさかの悪性!?
やはり一番心配なのは良性なものなのか、それとも・・・
先生はパッとみて一蹴「これは悪性ではなく、ただのイボです」
世の中のイボの9割9分は良性であり、見ればだいたいわかるとのこと。
いや、CTスキャンとか色々調べるのかと思っていましたが、悩み損でした。
主な治療方法は液体窒素
イボの治療(療法)には3つあるとのこと。
・切除
・凍結療法
・放置
放置が一番良いとのこと笑 気にせず放置したらどうですか?と笑いながら言われました・・・
いや、私はすでに「イボを取る」断固たる決意で来てますので!
切除ともなると結構大変らしく、切除したあと、周りの皮膚を寄せる必要があるため、特に頭の場合はその部分はハゲになるとのこと。
ハゲは・・・これは却下!
次の凍結療法は、液体窒素による凍結療法イボに対するもっとも一般的な治療法で、 マイナス196℃の液体窒素を、綿棒もしくはスプレーを使ってイボに当て、5~30秒ほど凍結させます。 治療した当日から入浴は可能で、ばんそうこうなども必要がないとのこと。
いいですね。しましょ、液体窒素。
ちなみにイボは高齢と共に普通にできてくるものらしいです。特に初老から。
初老、ショックです。ショックなキーワードです。
なめたらアカン!液体窒素
映画とかで耳にはしたことがある「液体窒素」。
実際に見る、というかまさか自分に押し当てることになるとは。
先生「ちょっと痛いよ」
MAEKEN「え?痛いの?聞いてない!冷たいんじゃないの??!!」
先生、奥から銀色の何やら容器を持ってきました。
シュワーーー
容器を開けると、ドライアイスの湯気のようなものが出てきて、長い綿棒を容器の中に浸してます。
先生「いきますね」
ジューーーーーー
さきほどの綿棒をイボに押し当ててる。
冷たい。
一瞬はそう思いました。ヒンヤリして気持ちいぃ・・・・・あれ・・・・痛タタタタ
先生「はい、終わりましたよ」
痛い・・・・イボのところがジンジンする・・・・
ただ、我慢できない痛みではない、ひどい前頭葉部分の頭痛に近い。
冷たいかき氷をほおばり、キーンと頭が痛くなるあの痛みに近い。
衝撃な結末 イボ処置2回目に。
来週また来てと言われ病院を後にした帰り道。
運転中、やけにおでこに汗が垂れてくる感じが止まらない。
「今日も日差しが熱いぜ」
とおでこを手で拭うと・・・・・え?赤い?え?え?血?
運転中にもかかわらずルームミラーを覗くと・・・・垂れてます。頭から血が垂れてます。
しかも、イボのあたりの痛みが増してきてる・・・。
さすがに頭から血を流しながら、頭痛に我慢しながら仕事をする元気もなく、自宅で療養。
そういえば先生「何度かやる必要あるから暇見てまた来週もきてね」って。
また来週もやるのこれ。。。。痛い、超痛い。
2日ほど出血は止まらなかったものの、それからは普通に生活してました。
ただ、イボの見た目は皮膚の色ではなく、なんて表現すればいいのか、皆さんヘビイチゴってご存知ですかね?
あんな感じになり、見た目にもかなりよくないものを頭につけたまま1週間。
先生の指示通り、また翌週病院へ。
先生「どうかな?」
ピンセットでイボをつつく先生。痛みはない。
ぐりぐり、ぐりぐり・・・
先生「取れたよ笑」
MAEKEN「えっ!?」
先生「いる?」
MAEKEN「いらないです笑」
あっけなくとれてしまったイボ君。
すでにイボは死んでいて、カサブタのようになっていたらしい。ただそれをとっただけだと。
あと、頭から血が垂れていたと思っていたものは、イボに液体窒素を押し当てたことでイボが死んでいく際に出る汁と、
少しの血が混ざって垂れてきていただけみたいです。
カサブタを剥がした時みたいに、ちょっと頭に傷ができていましたが、ちょちょっと傷薬を塗って治療は完了。
思った以上にあっけない。
液体窒素から2週間。跡形もなく消えました。
数日もするとカサブタのようなものが頭にできており、色は黒いためあまりめだたなくなりました。
そのうち綺麗になりますよといわれていたので気にせず生活しています。
ただ先生からは嫌なキーワードが、
「きっとまたそこ、イボできるよ笑」

そう、イボはぶり返すようです。
次は、取らずに放置しようと決めたMAEKENでした。
参考リンク
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa23/q01.html