こんにちは。
TOMDACHIサロンスタッフ まるです。
みなさん、親が亡くなった後の遺品整理について考えた事ってありますか?
葬儀の事に携わらせていただくようになってから、気になっていた遺品整理や生前整理。
より気になるようになったきっかけというのが、我が家の引越し。
私事で恐縮ですが、先日引越しをいたしまして。
未だ段ボールがいくつか残っている状態で暮らしております。
引越し作業ってほんっとうに大変ですよね。
けっこう前に断捨離もしてそんなに物は多くないはずだし、引越しの何日か前から準備し始めればいいか~なんて悠長に過ごしていた私。
ご想像の通りそんなわけにはいかず、出てくる出てくるゴミ袋の山。
そして、我が家は特に子供のおもちゃがすごい量だったのですが、妙に記憶力がいいのが子供。あのおもちゃがなーい!ってなるのは日常茶飯事なのでなかなか捨てられず。
片づかなーい!!これじゃ引越しに間に合わない!ってなり、毎晩夜な夜な作業する羽目に。
そんなこんなで無事に?引越しを終えたのですが、心の底から早めに取りかかればよかった、そして日頃から物をためないミニマムな暮らしをしたいと思った次第です。
そして、ふと頭をよぎったのが、これが実家だったら。
そりゃもう大変な作業になるぞと。
もし突然、親が亡くなって実家を整理しなくてはいけなくなったら。
もし、親が介護施設に入ることになり実家を整理しなくてはいけなくなったら。
実は、葬儀以上に大変といわれている遺品整理。
今回は、この遺品整理についてお話させていただきたいと思います。
遺品整理で出てくる廃棄物の量ってどのくらい?
一般的な一戸建てで、通常2tトラック5台分以上の廃棄物になるといわれています。
3LDKほどの家でも、ごみ袋200個分以上出るのが普通だそうですよ。
5台分に200個!!
その量を、実家の思い出と共に片づけなければならないと思うと途方に暮れます。
私の小さな家の引越しどころではありませんね。
特に、高齢者世代はもったいない精神が強く、いつか使うだろうと物を溜め込む傾向にありますしね。
私の実家にもありますあります。
祖父から受け継いだ壺や絵画、掛け軸に謎の置き物。何人飲みに来るのよって突っ込みたくなるほどの大量のとっくりやおちょこ、食器などなど。
今のうちからどうするのか考えておいた方がよさそうですね。
核家族化が進み、遺品整理が困難に
昔と違い、親世代と子世代が同居していないところがほとんどですよね。
また、離れたところに暮らしている方も多いと思います。
内閣府の調査によると、65歳以上がいる世帯の中で「単独世帯」「夫婦のみ世帯」が全体の過半数を占めていて、年々その世帯数が増えてきているそうです。


遠方で2tトラック5台分以上もの量の片付けとなると、仕事を休んで泊まり込みで作業することになり、それを何度か繰り返さなければならず、かなりの手間と時間が必要になります。
また、近場であっても「本当の別れは遺品整理の時にやってくる」というほど、親と長年暮らしてきた実家での作業は思い出や温もりを感じることになり、親の死を真正面から受け止めることになりますので、心情的にも後回しにしたくなる方が多いようです。
遺品整理はプロに頼んじゃおう
なかなか腰の重い遺品整理。
プロに頼むという手もあります。
遺品整理業者は、亡くなった方の部屋の片づけをしてくれる専門業者。
思い出の品などの残しておきたいものと処分したいものとを仕分けし、貴重品などの捜索もしてくれます。
また、価値のあるものを買い取ってくれたり、仏壇や人形など処分しにくいものを供養してくれたりするところもあります。
そういえば、私の実家の壺や絵画、掛け軸などはいかがなものだろうかとちょっとだけ頭に浮かびます。
お宝鑑定団のように期待は膨らみますが、なかなか値が付くのは難しいのでしょうね。
それでも、貴金属や宝石、ブランド品などと違って、骨とう品や趣味嗜好品などは本人でないと、
いや本人でも価値があるのかわからないものが多いので、ひょっとしたらお宝が眠っていたなんてこともありえます。
査定買取してもらえると嬉しいですよね。
遺品整理業者選びは慎重に
そんなありがたい遺品整理業者ですが、中には悪徳ともよばれる遺品整理業者もいて、不当な高額料金の請求や遺品の着服、廃棄物の不法投棄などのトラブルも報告されています。
遺品整理って故人と本当の意味でお別れをする大事な作業でもありますので、丁寧で信頼できる業者にお願いしたいですよね。
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生前整理のススメ
遺品整理は遺された家族にとって、肉体的、精神的そして金銭的にも負担の大きいもの。
愛する家族の負担を少しでも軽くするために生前整理について考えてみてはいかかでしょうか?
いつかは直面するいざという時に備えて、日頃から物を溜め込まない生活をしたいものですね。
また、ご実家にも出向いて、今生活していて必要でないものは思い切って処分するなど一緒に整理してみるのもいいかもしれません。
財産についても、通帳や権利書など重要書類の在りかや、資産・負債の状況について話し合っておくといいですね。
とりあえず、私まるは、家に積まれている段ボール山の片づけから始めたいと思います。